今週のSchool Rumble(#263)

 いよっと!
 よーやく、無料スペース復活ー。
 これで、今までどおりのペースで更新ができるぞ。
 (ただ、寝込んだ分の取り返しが厳しいので、なかなかその他分析ができないっぽい……)
 
 というわけで、早速、今週のスクラン
 

【1】 まだチャンスがあるかもしれないよ?
 
 は、そう言っている沢近自身にも引っかかってくるのかも。
 沢近も、さきにいきなりさよなら言われた口だから、天満のつらさがわかるのだろう。
 
 というか、スクランのテーマには、相似による共感があるから、誰かでおきたイベントというのは、他の誰かが理解できることがおおいっぽい。
 共感できない何かを持っていたら、それこそ孤独であり、誰にも理解できない部分であり、そのキャラ固有の何かなのかもしれない。(烏丸の抱え込みにみんなが共感できないというのも、烏丸が浮き上がっている現状を示している)
 
 
【2】 足に手錠。
 
 うん……。なんか不思議な言葉だ(笑)
 でも、ともかく、足に手錠。
 
 スクランで「手錠」、「二人三脚」から連想されるシチュエーションを、無差別にあげてみる。
 
 1度目は、体育祭での、播磨−天満−花井の三人四脚の組み合わせ。
 2度目は、播磨が、烏丸を捕まえて、「俺と二人でハリマ☆ハリオ」と言ったシーン。
 3度目は、播磨と八雲の手錠つながり。
 
 スクラン自体、「俺は俺だけのものだ」から、いかに脱却していくか、という播磨のベクトルが変化していく物語であるから、「誰かと一緒になにかをする」、あるいは「播磨は播磨だけのものじゃない」ということがテーマになる。
 
 それが物語全体のテーマだからこそ、景色の共有、おんぶ、二人乗り、食べ物をあげるなど、「二人いてはじめてできるシチュエーション」が、対比反復のネタ元になる。
 
 さてさて……。
 
 今回の烏丸くんの態度は、一人ですべてを抱え込むことで、「天満という花の未来を摘み取らないための行為」。
 あくまでスタンドプレーであり、スクランの物語には合わない。
 
 だからこそ、「つないでしまう」ことで、播磨は烏丸が物語のテーマの中で動けるよう引きずり込んだ行為だと言える。
 
 …………。
 しかし、手錠がこんなところでかかわってくるのか(笑)
 
 これは、実に面白い対比……。
 
 中村が最初に手錠を使ったのは、アンゴラ行きを成立させるための道具として。
 播磨が手錠を使ったのは、アメリカ行きをとめさせるための道具として。
 
 小林尽、この使いまわしを思いついたときには、そのひらめきを面白がっただろうなあ……(笑)
 
 
【3】 周防と榛名の相似。
 
 また珍しい組み合わせ……(笑)
 まあ、東郷と花井の組み合わせなら、そうなるか。
 
 
【4】 八雲……。
 
 「いない」をとおったときの誤解は解かなかったけど、今回はさすがにみんなにしゃべるんね。
 八雲は、誤解は自分の力で解くという結論を出したと思ったけれど、状況がシリアスすぎて、すぐにひっくり返っちゃった……。
 
 
 
 
 今日は、このあたりで。