今週のSchool Rumble(#254)

 という訳で、雑感ー。
 あいかわらず、順不同。
 
 ■ ポイント1 天満と添い寝
 
 恋人イベントの添い寝が、播磨と天満との間でも発生……。(※1)
 しかも腕枕というダントツの高ポイントで(笑)
 
 改めて播磨の天満馬鹿を見せてくれたが、次の天満の寝言で大人しくなる……。
 
(※1)
 スクランには恋人未満の二人で繰り返される対比・反復のキーワードがある。
 二人乗り、おんぶ(だっこ)、相合い傘、相手の為に戦う、笑顔を見る(見せる)などなんだけど、その一つに添い寝がある。
 キーワードが達成されることで、逆算して、その二人は作者の考えているカップリング候補なのだと分析することができる。(※2)
 
 一緒の布団での添い寝は、八雲とは文化祭の演劇のベッドの上で。
 沢近とはお見合い編のお寺の中で行われている。
 
(※2)
 キーワードの例を挙げる。
 たとえば二人乗り。
 天満−烏丸、播磨−八雲、播磨−沢近、花井−結城、(花井−美琴)、一条−今鳥などが、自転車、或いはバイクでの二人乗りを達成している。
 組み合わせを見ればわかるけれど、見事に恋人のカップリング候補たちの間でしか描写されていない。あきらかに作者がキーワードを意識した上での、対比構造が演出されている。
 
 
 ■ ポイント2 お父さん
 
 スクランで謎な部分の一つ「塚本家の家族」……。
 なぜ天満と八雲が二人っきりで暮らしているのかの理由は語られないままだ。
 
 だが、この「お父さん」はかつて八雲も、播磨の背中を見て意識した言葉。
 クリスマス前の塚本家のお泊まりで、播磨の背中を見て「おとうさん?」と思ったことがあった。
 今回の天満の寝言は、その反復。
 
 それを受けて、播磨は今日だけは家族だ、との言葉を八雲にしている。
 川の字で寝るということは、播磨がパパで八雲がママ、天満が子供ということなんだろう。
 
 しかし……。
 八雲と播磨の間では家族や結婚を思わせる言葉やイベントが多いね……。
 
 
 ■ ポイント3 キスの口。
 
 八雲の時と同じくひょっとこ口もどきだな……。
 一応、対比における相似っぽい。
 
 しかし、播磨が何かアプローチをしようとして、自ら身を引くケースはおおいなー。
 天満の誕生日の時に、花束を、烏丸からのプレゼントだとして渡したときもあったっけ。
 
 
 ■ ポイント(?)4 手錠外れやがった……(笑)
 
 もー。……ほんっとうに、私の短期予想はあたらないねー(笑)
 最近、あてたの、キングコング演出がされるんじゃね? くらいじゃない?(なんであーゆー、常識的には当てようがないほど難しい予測を当てて、普通のストーリー予測を外すんだろう、と思うが……)
 そこから、毎週のように何か外している気がする(笑)
 
 でも、今週は短期予想できるものがないからなあ……。
 残念ながら外しようがない……(笑)
 
 ちなみに、ひょいと播磨と八雲との間から男キャラがでてくるのは文化編で、突然花井が八雲と播磨の間から出てきたことの相似。
 
 
 ■ ポイント5 順子?
 
 もしそれが隣子のことなら……。
 また、播磨のことでつっこまれているのか……。
 
 やっぱり、こないだやった分析で、隣子は播磨のことが……という妄想が当たっていたか……?(笑)
 
 それとも、もしかして、今週外す予想というのは、このことか?(笑)
 
 
 ■ ポイント6 「ハァ!?」
 
 なんとなくだけど、「ハァ!?」と言ってる人物は沢近っぽい。
 播磨を巡る敵は八雲と天満だけだと思っていた所に、第四の刺客が現れたから、思わず反応しちゃったって感じの気が……。
 
 ま、それがどうかはともかく、播磨と八雲の中を嫉妬したり、天満の発言に驚いたり、相変わらず、沢近はカワイイねー。
 
 
 ■ ポイント7 播磨と八雲と花井とサラと。
 
 播磨と八雲とサラと花井の、面白い対比。
 
 播磨と八雲という組み合わせを応援しているサラと、それを妨害しようとしている花井の対比。
 八雲とサラ、という相棒コンビと、播磨と花井、というライバルコンビの組み合わせでもある。
 
 
 ■ ポイント8 みんながだべってるシーンの組み合わせ。
 
 いろいろな組み合わせがあるなー。
 結城と冬木、一条と今鳥と三原などなど。
 あきらかにカップリングを意識した配置になってるっぽい。
 
 
 今日はこんな感じで……。
 っていうか、絃子分析のときに、パラパラとにせよ、久しぶりに全巻見たから、思い出せるところが格段に増えている気がする……。