スクラン:隣子、雪野、ハネ子の登場抜き出しと考察

 というわけで、やらない予定だった隣子、雪野、ハネ子の登場シーン抜き出しと、分析をやってみた……。
 やってみると楽しかったが……。
 こういうのを一度やると、ほかのキャラもやらなきゃならないような気がしてくるのはまずい。
 
 というわけで、読みにくいかもしれないけど、以下。
 
 (一条と今鳥の考察をするとかなんか行ってたけど、量が多すぎて、時間内には終わらなかった……。公開は結構後に……)

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● 隣子 の登場シーンの抜き出し

< 1巻 >
▼#03
 天満の後ろの席に登場。
 席替えの籤引き係で登場。
 
▼#05
 テスト中叫ぶ播磨に驚き&苦笑い&驚き&不審の目&冷や汗。(合計五度登場)

▼#10
 美術の時間に登場。
 
 
< 2巻 >
▼#17 
 キャッチャー役で登場。

▼#20
 嵯峨野と話している?
 観客の一人として登場。 

▼#22
 プールホッケー編。プールの水がぐっしょり濡れている中の一人。
 
 
< 5巻 >
▼#59
 登場?
 
▼#68
 登場。(リレーの選手を決めている最中の背景。花井、麻生、管の名前が出ている次のコマ)
 
▼♭14
 絃子のヌード絵の話題に関して、播磨を見ながら。
 「播磨くんは気にしてないみたいね」
 
 
< 6巻 >
▼#74
 登場。
 
▼#82 
 リレー走者の播磨が花井と並んでにやけているシーンを見ている。
 
▼#84
 ハゲがばれて播磨が落ち込んでいるシーンで、天満は播磨を心配しているらしいが、隣子は播磨を見ていない?(播磨には興味がない?)
 
 
< 7巻 >
▼#85 
 播磨が暴れている状況で、「す、周防さん! 大変なの 男子が…!」
 
▼すこーしランブル
 吉田山の頭が気になるで1ページ。
 (とはいえ、本当に気になっている可能性もある)
 
< 8巻 >
▼#102 
 播磨が、「演劇に三票!」と言ったときに登場。
 花井がズダーンと音を立てて立ち上がった時にも登場。
 播磨と花井がにらみ合っているシーンでも登場。
 サバイバルゲームで決めようとなった時にも登場。
 
▼#103
 喫茶店側の兵士として登場。
 
▼#104
 サバイバルゲーム中。
 「もう弾丸がないよ〜 こっち女の子しかいないのに〜」
 
▼#105
 サバイバルゲーム中。
 「麻生君! とその他!」(救援に来た麻生たちに)
 
▼#106
 サバイバルゲーム中。
 「え? ア イタ!」
 
▼♭23 
 花井がデビルタスクに吹き飛んばされている姿を見て。
 「あれがマンモスのデビルタスク…… コワイ…」
 
 
< 9巻 >
▼#113 
 花井に話しかける。
 「花井くーん 演劇の練習の予定表作成のことなんだけど…………」
  
▼#120 
 落ち込む花井たちに、みんなに混ざってお菓子とかを買ってくる。
 「みんな おつかれ────!」の中の一人。
 烏丸が「みんな……どうもありがとう」の時にバックに。
  
 
< 10巻 >
▼#123
 ナレーション役として登場。以下は台詞。
 「ついに姫との対面を果たしたエリー王子 姫に目覚めの口づけを交わそうとしたその時…… なんど突如現れたのは呪いをかけた魔法使いでした! 姫を起こさんとする王子の前に立ちはだかる魔法使い!」
 「王子か… 魔法使いか… 姫の唇は一体どちらのものに?」
 
 「…こうして美しい姫は百年の眠りから目覚めて……」
 「えーと …女スパイと一緒に幸せに暮らしましたとさ……」
 「めでたし めでたし」
 
 
< 14巻 >
▼#171
 ちろっと登場。
 
▼#176
 ショーン達の集団について行く中にいる?
 
▼#218
 モテ期と誤解している播磨に尋ねる。
 「あっ 播磨君 あ あの ちょっと聞いてもいいかな……? 吉田山君の頭って……」
 「ありがとう 播磨君のおかげでスッキリしたよ 頼りになるね!」
 
 
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■ 隣子 強引な考察。
 隣子との絡みが多いのは、どう考えても播磨。(次点で吉田山と花井)
  
 隣の席の異性が気になってしまうという、小学生レベルの心理を持ち込むなら、播磨に興味を持っている可能性がある。
 物語的に深読みすると、わざわざ席決め話(#03)に登場させているのは怪しい。
 席決めの話は、その席になったことがラッキーだとする話。
 天満や播磨がその席に決まって喜んでいるように、播磨の隣になってよかったと思っている可能性もある。(その話で登場している他のキャラクターは席替えでうまくいっている。西本は例外として、天満は烏丸の前になれ、播磨は天満の隣になれた。その話にわざわざ籤引き役として登場させているというのは意味があるのかもしれない)
 
 また、初期から登場させているのも怪しい。(初期に登場させるというのは、最初の方からデザインしていたキャラクターということ。当然主人公格の播磨か天満周りにつなげるキャラとして考えられていた可能性が高い。でも西本や留年先生もすでに登場しているしなあ(笑))
 
 文化祭の演劇で、ナレーション役で登場しているときも、播磨がピンチ(?)の時に焦り、高野の鼻キスで終わったときに、とても安堵した表情をしている。(とはいえ、単に、アドリブでのナレーション役を無事に終了できたので、安堵の表情になった可能性の方が高い)
 
 その他、モブにしては珍しい播磨とのツーショット会話がある。(吉田山の髪の話だが)
 
 …………。
 しかし、強引すぎる考察だなあ……。
 まあ、よいよい。
 分析やら考察なんてものは、これくらいのほうが面白い。
 
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● ハネ子(仮) の登場シーンの抜き出し

< 2巻 >
▼#17 
 サードライナーが直撃する前に、高野が捕球し、助かる。
 
▼#21
 「何をやっても 華があるよね〜 高野さんたち!」
 その他、モブ達のコマに二度登場。
 
< 5巻 >
▼#64
 登場?
 
▼#68
 登場。(リレーの選手を決めている最中の背景。花井、麻生、管の名前が出ている次のコマ)
 
▼#72
 登場。(沢近の叫びに反応)
 
▼♭14
 西本の会議を見て発言。
 「な… 何…? 机を並べてる?」 
 
 
< 6巻 >
▼#74
 今鳥が買ってきたアイスに反応。
 「ねーねー 麻生くんってカッコヨカッタよねー! 足早いんだね!」
 
▼#82 
 播磨が花井と並んでにやけているシーンを見ている。
「も… も──! しっかりしてよォ!」
 
 
< 7巻 >
▼#85 
 播磨が登場したコマで、播磨を見つめる女性キャラは茶ソバだけ。
 
 
< 8巻 >
▼#102
 「文化祭って言ったら喫茶店よね〜〜〜」
 「……………………………… 沢近さーん…」
 と、メイド服を沢近にねだるメンバーの一人。
 
▼#102 
 花井がズダーンと音を立てて立ち上がった時に登場。
 
▼#103
 喫茶店側の兵士として登場。
  
▼#103
 「ホント? 早く早く!」(麻生の救援が来ると聞いたときの台詞)
 
▼#106
 「麻生君たちが来てくれたおかげで形勢逆転ね!」
 「え?」(中村が変装した沢近に撃たれて)
 「ウソ? 撃たれた! だ 誰?」
 
▼♭23 
 花井がデビルタスクに吹き飛んばされている姿を見て。
 「あんなの捕まえるなんてムリよ…」
 
< 10巻 >
▼#120 
 モブの一人、および隣子とコマの中に。
 烏丸が「みんな……どうもありがとう」の時にバックに。
 
 
< 14巻 >
▼#172
 ちろっと登場。
 
▼#175
 弁慶と牛若丸の格好をした西本と吉田山を見て。
「あれ 吉田山君達 なんでそんなカッコしてるの?」
 
▼#176
 ショーン達の集団について行く中に?
 
 
< 15巻 >
▼#191 
 花井が東大を志望しているという話題に反応。
 
 
 
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■ 雪野 強引な考察 ■
 これは散りすぎて微妙。
 あるとすれば、花井か麻生あたりだろうか?
 既刊以外分で「高野への反応」がある箇所が存在するので、実は高野が本命の可能性も。
 
 


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● ハネ子 の登場シーンの抜き出し

< 6巻 >
▼#74
 登場。(その時活躍していたのは麻生、管、美琴、後一人の騎馬)
 
 
< 8巻 >
▼#102
 登場。「私あれ着てみたいな メイド服」
 
▼#102 
 サバイバルゲームで決めようとなった時に登場。
 
▼#103
 喫茶店側の兵士として登場。
 
▼#104
 喫茶店側の兵士として登場。
 
 
< 9巻 >
▼#118 
「張り切ってるね 花井くん」
 
▼#120 
 落ち込む花井たちに、みんなに混ざってお菓子とかを買ってくる。
 
 
< 10巻 >
▼#123 
 沢近と八雲の演劇を見ながら。
「それにしても あの二人 迫真の演技ね」
 
▼#123 
 八雲と播磨のキス目前にて。
「そりゃあんた この空気はするしかないでしょ」
 
 
< 14巻 >
▼#172
 ちろっと登場。
 
▼#178
 ちろっと登場。
 
< 15巻 >
▼#188
 「プリクラの写真が真実の私達の姿なのよ!」
 「美白よ 美白! ホラ とばして とばして!」
 
▼#191 
 花井が東大を志望しているという話題に反応。
 
 
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■ ハネ子 強引な考察 ■
 花井に興味?
 でも、これもやはり強引な考察。
 この子に関しては情報量少なすぎ。
 
 ただ、播磨と八雲の演劇上でのキスシーンを見て、傍観者として楽しんでいる様子を見ると、播磨への気はなさそうだ。
 文化祭が終わってから、恋心が芽生えた、とかなら知らん……。
 
 
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 結論!
 
 情報量が少ないから、強引な考察になってしまう……。
 でも、こういうものって、間違えていてもやっておくことで、「こういう分析の仕方があるんだ」という技法や手法の例示になるから、やっておくのが大事なんだよ。うんうん。(たぶん……)