今週のSchool Rumble(#242)

 ふむ……。
 今日は、名前どおりぼんやりしている……。
 妙に朝早くおきすぎたのがまずかった。
 いつも起きる時間になって、眠たくなるというのはかなりまずいパターンだ。
 
 さてさて。今週のスクラン
 
 といいたいところだけれど、スクランの分析よりも、「ベクトル」のところで話そうと思っていたものが一つあったのでついでに紹介。
 
 今週のスクランで、田中と永山が先に二人でとおったがゆえに恋人らしい行動として回りに祝福されていたけれど、こうやって「置いて」おくのが後の誰かの行動に意味を与える。今回の場合は、播磨と八雲なんだけど。
 手錠でつながっている以上、二人して同じゲートをくぐらなければならない。
 そして、播磨なら「いる」の方をくぐるだろう。
 それを見て、周囲は、田中と永山を連想し、播磨と八雲を恋人同士かもしれない、と勘違いする……んだろう。
 
 こうやって、ある現象とその結果を明示しておくことで、読者に「ベクトル」の先を伝えておくのは創作ではよく行われる手段。
 とりあえず、「先置き」とか「置いておく」とか、「置く」とか言っているんだけど、調べれば正式な用語があるかもしれない……。
 
 よく見かけるのはホラーやサスペンスジャンル。
 ある行動をとったおかげで死んじゃった……、というのを序盤に書いておけば、主人公たちが似たような行動をとろうとしたときに、読者は勝手にどきどきしてくれる。
 
 これをもっとパターン化すると、「ジョーズ」みたいに、音楽が鳴ると鮫が……ということになる。
 ああ……でも、「ジョーズ」までいくと、「ベクトル」というか反復でのすりこみだな……。
 
 しかし……。
 今週のスクランに関してはほとんど話してないな……。
 ぼんやりしすぎて、内容を記憶にとどめられない……。