School Rumble英語版2巻。ならびに、反復・対比構造指摘。

 友人がイギリス旅行でSchool Rumble英語版の二巻を買ってきたので見せてもらった。
 
 播磨アイが、 HARIMA LOVE とか書かれていて面白い……。
 まあ、確かに愛情が詰まったからこその播磨アイなんだが。
 
 
 ということで。
 ついでに、日本語版二巻も貸してもらっていろいろと見せてもらった。(逆にいえば、英語版二巻と日本語版二巻しか手元にない)
 久しぶりにちゃんとした本でスクランを読むと……。
 なんでこんなのに気づかなかったんだー。ってのがいっぱいでてくるね。
 
 というわけで。
 http://d.hatena.ne.jp/liquid-fire/
 
 で抜けているのを指摘。(いずみのさん、見ているらしいので、いいやつがあったら乗せてくれるでしょう(笑))
 二巻だけだけどね。
 
 ・八雲が花井との再会時、「思い出そうとして」というのは、忘れていたということ。播磨が八雲のことを覚えていたという対比。
 ・ハゲをさらして伊織を助けたのに天満に感謝されないのは、ハゲをさらしてまでも勝って沢近に感謝されたことの対比。
 ・サラが八雲の友人になったのは、周防が沢近の友人となったことの相似。両方とも「救済」。サラと沢近が外国から来て一人身、サラと周防が救済側、八雲と沢近の性格が正反対というねじれはあるが……。
 ・八雲が播磨へあったときに繰り返される「こわがっている」という感情は、幽霊の女の子の指摘、「あなた怖がっているでしょう」の克服対象として強調されている証拠。同時に、花井に感じる「ゾワゾワ」との対比。
 ・沢近がパパさんを引きとめられなかったのは、天満が烏丸を引きとめたとの対比。
 ・彼女の誕生日にシャンパンと花束を内緒で、とか言っているのは天満の時に実行!
 ・花井登場の注釈、スーパーマンのテーマで、というのは、♭01のタイトルwonder womanと対比?
 ・オマケマンガ。花井がキスをしようとして投げられ、しかもおきてこない、というのは、演劇編で、おきている播磨にキスしようとした八雲で対比。
 
 結構でてくるな……。