今週のスクラン

 ポイントはー。
 もっとよく読めばいっぱい出てきそうだけど、とりあえず簡単に。

 1.冴子四人組と天満四人組の対比。
 2.最後はみんなで朝日を見るらしい。(相当重要!)
 3.烏丸は天満について真剣に考えている……。
 4.烏丸は、おそらく播磨を尊敬している。
 5.アメリカ=アメリカの間はほぼ確定。
 
 んー。情報量の多い回だから、すごいことを見逃してそう……。
 やる気はないけれど、コースと時間を考えると、いろいろ予測できそうだ……。
 
 
 1.冴子四人組と天満四人組の対比。
 
 これって誰が誰に対比されているんだろ。
 完璧に、誰が誰というのはないだろうけど、傾向はあるのかな?
 1−Dの四人組に関してもそうだけど……。
 実は、この対比に関してはあんまり考えていないから、わからない。
 しっかり考えたほうがいいのかな?
 ま、保留……。
 
 
 2.最後はみんなで朝日を見るらしい。(相当重要!)
 
 播磨の理想シチュエーションの反復回収なるか!
 という回になりうる可能性が……。
 そもそも、「同じ景色」を見て感動する、というのはスクラン上では大きなイベントになっている。
 同じ花火を見る沢近と周防、虹を見る花井と結城、同じく夕日を見る烏丸と天馬、月を見る天満と播磨。
 空を見上げて、しかもそこで輝いているものを見るというシチュエーションがほとんど。(というか多分それで統一されている。だからUFOを探しにいったとき、八雲と花井の星見イベントがあるか……と期待したんだが(笑) あと裏のポイントになっているのが……天満と八雲は同じ流星を「見ていない」こと。これは、天満と八雲が最終的には違う世界に向かう可能性があるか、微妙に世界がずれていることを示唆している、と思っていたりする……)
 
 今回は、唯一なかった「朝日」イベント。そして、播磨の理想の恋愛イメージの反復になりうるイベント。
 ここで、バイクに乗った播磨が登場しうるのか?
 そして、その後部座席には誰を乗せるのか?
 
 八雲である可能性も、沢近である可能性も、天満である可能性もある。
 八雲であればストレートな反復。これは予言どおりで文句なし。(でも面白くはないかも……)
 沢近であれば実に作者らしい反復(笑)。八雲の理想は沢近でさせ、沢近の理想は八雲でさせる、という意地悪なクロスが成立する……(笑) というか、対比・反復構造で遊ぶ作者は平気でこんなことして遊びうる……。
 天満であれば面白い! 烏丸がアメリカに行くからってことで、空港に運ぶためにぶっとばす! なんてシチュエーションも予測可能。でも、アメリカはおそらくアメリカの間だからなあ……。でも、天満と播磨の二人乗りは見てみたい。
 
 
 3.烏丸は天満について真剣に考えている……。
 
 スキマに挟まったり、スキー姿をわざわざ見せにきていたあたりで、天満のことを気にしているんだなあ、なんて思っていたけれど、烏丸の心はやっぱり天満に傾いているんだねえ……
 これは、ものすごく大きなこと。
 
 
 4.烏丸は、おそらく播磨を尊敬している。
 
 烏丸は、うまい人間コミュニケーションができない。その代わり漫画の達人! そして漫画を踏まえたメッセージを読み取るのがうまいし、また漫画に影響された行動をとってしまう。播磨の書いた漫画を素敵な漫画だと評価し、かつそこから人を愛するという感情を学んだ可能性が高い。だから烏丸は播磨を尊敬している。ただし……あまりにも漫画からの影響が大きいので、そこから出てくる烏丸の言葉も漫画のパロディが多い。放浪播磨を再起動させた言葉も、漫画からだし……。
でも、こういう設定をずっと話さないままで貫き通しているってのはすごいよなー。覚悟をもった構成ヲタにしかできんキャラ造詣だ……。いや、本当にすごい。
 
 
 5.アメリカ=アメリカの間はほぼ確定。
 
 まあ、多くの人が気づいているだろうけど、あえて。
 アメリカの間に天満を連れて行って、いっしょに漫画を書こうってことになるかと。
 でも……、あえてそういうわな的な回答を用意しておいて、実はさらに裏がありました! ってのはよくあるからなー。本当に病気でアメリカに……という可能性も……。

 ってことで、今日はこのあたりで……。