正比例・反比例
一度、二人のキャラがライバル関係におかれると、何かしらのイベントが起きたときに、
1.正比例(片方のキャラが何かを得ると、もう片方のキャラも何かを得る)
2.反比例(片方のキャラが何かを得ると、それに対してもう片方のキャラは何かを失う)
がおきることが多い。
沢近と八雲との正比例の例をあげると、二人乗り、お泊り、おんぶ、相合傘、病院のお見舞い、などがある。片方にある種のイベントを起こすと、もう片方も、対播磨との恋愛合戦で負けていないと読者に思わせるよう、同様のイベントを起こすのである。
では、この正比例と反比例は、どういう状況で登場するのだろう?
答えは……。
直接対決しなければ正比例で、直接対決すれば反比例。
これが、多くの漫画での正比例、反比例の出現パターン。
聞けば、簡単だと思うだろうけれど、意外と思いつかないはず……。
で。
今回、八雲が恋を降りたはず、と私が判断したのはこのパターンを踏襲してのことだったりする。
つまり、沢近と八雲が直接対峙しているシーンがある=直接対決が行われた、と判断して逆比例構造が出ていると読んだ。
実際には、正比例で、それぞれの恋の形として一歩を進めたようなんだけれど……。
というあたりで時間切れ……。