今週のSchool Rumble(#257) 正式版

 やっぱり、作品は楽しむものですよ(笑)
 分析も必要ですが、ちゃんと浸らなきゃだめですねー。
 
 いえ……、そんなこと言いつつも、遠慮なく分析しますが……(笑)
 
 分析と楽しむのは相反しそうに見えるっすが、分析したからこそ見えてくるものもあり……って感じですね。
 
 とはいえ、分析はやっぱりメタ的な捕らえ方が必要ですから、どうしても作品の純粋な楽しさからは遊離してしまう部分があります。
 最初は、何も考えずに読み、その興奮が落ち着いてから分析、というのが一番かもですね。
 
 しかし……、本当に強烈な回でした……。
 
 
【1】 八雲の自然な表情がー。
 
 やっぱり、八雲の自然な表情としての涙は用意されていたんだなあ……と。
 (こないだ、烏丸の涙があったし、高野の涙もあったから、八雲もあるんだろうなあ……と思っていたら、ここでしたか……)
 
 綾波レイを筆頭に、表情の硬いキャラが笑顔を見せる(涙を見せる)、というのは基本路線。
 だけど、やっぱり、その演出の仕方がすごいね……。
 どうやってなくんだろうって思ってたけど、天満へのこの上ない愛情と、その悲劇性への慟哭……。
 
 あー……。
 こーゆーシーンを見ると、自分でも書きたくなる……。
 
 創作家が、創作するのは、やっぱり、すごい作品に影響を受けてだよなー(笑)
 
 
【2】 一人では立てないー。
 
 転んだ播磨との対比というか、相似。
 
 播磨は隣に誰もいなかったから転んだけど、八雲は播磨がいたからたっていられた。
 
 また、その時の播磨の気持ちも、やっぱり、八雲と同じで一人ではいられなかったんじゃないかと思う。
 自分がさびしいときって、他人の寂しさを受け入れちゃうものだろうし。
 
 というか、ここらは普通に相似だと思う。
 
 
【3】 烏丸は本当に病気だったのね……。
 
 実は、ここは完全に私の推測外れ……。
 もっと軽いものだと思っていた。
 
 理由は二箇所で、
 
 A.烏丸が描いた漫画の中身が「宇宙についたら告白したらいいと思うよ」だったこと。
 B.播磨が、「ならアメリカにつれていきゃいいじゃねーか」といったのに対して、「うんそうしよう」といったこと。
 
 この二点から、もっと軽いものだと思っていた……。
 (後日、重いものだと判明するかもしれない、とは思っていたけれど……)
 
 最初から重いものだと自覚していて、その上で対応してきたとは取れなかった……。
 ふう……、見事なまでに読み間違いだー(笑)
 
 この部分のために、全体予測がずれまくる可能性が高い……。
 シリアスに突入するタイミングが早すぎる……。
 
 ま、私の予想は当てにならないから、仕方ないんだけどさ(笑)
 
 
【4】 月を一人で見る播磨ー。
 
 景色(空)の共有が、恋人キーワードとしてある以上、一人で景色を見るのは悲恋の象徴。
 
 ちなみに、二人でいたとしても、それが望遠鏡だったら、一人でしかその景色を見れないことにもなる。(結城は最初っから悲恋フラグがでてたさー。虹を見たシーンもレンズつながりで、やっぱり違った景色を見ている、といったかったんだろうし。)
 
 ちなみに、流星が流れている♭の話で、沢近、高野、播磨は一人、周防は花井に電話をかけ、八雲は天満を起こそうとするというのも、やっぱり、構図がしっかりしている人じゃないとできない演出なわけで……。
 
 
 
 今朝はほかにもいっぱい考えていた気がするけど……、なぜか四つしかない……。
 歩いているうちにわすれたっぽい……。
 
 ま、いいか。
 思いだしたら、追加するかも……。
 
 でも、今週はまだ忙しいから、微妙かも。
 特に明日は、もとより時間のない金曜だし。
 
 
 あ……そうそう。
 播磨が、不良時代にもどってるー、っていったのは一瞬の印象から吐いた妄言(笑)
 
 気にしないようにしていただけるとありがたいです……。